心を鷲掴みにする天才玉置浩二、歌の呼吸使いのお手本、その歌の分析

コラム(109) #声のお話

なんというか、生きているといろいろありますね。
幾つになってもね、どんな状況下でも、人生を変えるような出会いはある。
そんなことをしみじみ感じています。

発端はTwitter。
いつものように流し見していたら、ふと目に止まったツイート。
「シャーマン」
と書いて、ある歌手のYoutubeのリンクが貼ってありました。
その歌を聴いたことがあっだけど、そんな感じだったっけ?
興味本位でクリックして。
もう、出だしの1フレーズで心を鷲掴みにされました。
そして最後まで掴まれたまま。
そんなこと、少なくてもここ十数年くらいはありませんでした。
そのYouTubeはこれ。

確か昨年の紅白でも歌っていたし、その前も聴いたことがあってそれほどとは感じていなかったのに。
なんで今こんなに心を掴まれるんだろう。。。
静かな環境でじっくり聴いていなかった、と言うことはあるでしょう。
でも何より、多分学びも器も深まった今だからこの人の凄さがすごくよくわかるのかもしれません。
上手いとかのレベルではなくてただただすごい。
玉置浩二さん(以降敬称略)の凄さについては、多くの一流ミュージシャンが日本一の歌手として語っています。
だからわたしが語るのもおこがましいですが、独自の発声理論を組み立てたものの視点から書いてみますね。

凄さその①呼吸使い

呼吸使いが抜群、と言うか天才です。
倍音ボイスメソドの柱の一つが呼吸です。
・吐く息をしっかり使うこと
・吐く息のコントロールで声の表現力をつける
これが、完璧です。
発声理論や呼吸理論はきっと知らないと思う。
密かに勉強したりしていないと思う。
憶測だけど。
大変人の天才は研究なんてきっとしない(独断と偏見)(笑)
素でborn to singだと思う。

最初のフレーズでそれがわかります。
楽譜を見てください。
(キーはわたしのためのもので原曲と違います)

あんなにもー

ここでもうヤラれます。
テクニックで言うと。
あん「な」ぁに「も」ー
「な」と「も」で息を吐いて声を飛ばす。
この場合は強く吐くのではなく、紙飛行機を空に飛ばすような感じ。
これが絶妙。
かつ「な」と「も」で口を開いて(中も外も)共鳴空間を確保しています。
この呼吸使いは随所で見られます。

凄さその②言葉の説得力

魂と言葉が直結する才能がある人がいます。
音読するとわかります。
言霊力とでも言うのかな。
感情を表現する、と思う人がいるけれど、感情じゃないです。
もっと奥から来るもの。
実はわたしにもこの力があります。
でもそれが先天的な才能なのか、努力で獲得したものか自分でわからないんです。
元々才能がある人は確かにいます。
玉置浩二は、天賦の才能なんだと思います。
でも努力でも獲得できる。
それは呼吸使いです。
呼吸が声に使えるようになるとこの能力が開花します。
この凄さ②は①とリンクしています。

凄さそ③声の表現力

サビの後半部分

メロディー 泣きながら
僕たちは 幸せを 見つめてたよ

「メロディー」、地声で出る高さなのに抑えた意図的なファルセット。
だんだん盛り上がる箇所で、普通はファルセットで敢えて抜く、ということはしません。
でも、そうすることによって「メロディー」という言葉、意味するものの特別感が出ます。
特別で、大切で、切ない、がこの歌い方で伝わる。
「メロディー」という一言が、特別で、大切で、切ない青春の一コマを語っていて、だからタイトルなんだとわかる。
「メロディー」という言葉を選ぶこと、ここに持ってくること自体すごい。
その後の「泣きながら」で思いっきり解放した地声(メロディーの歌詞より音は高いが地声)
もう一つの魅力である声量と響きを存分に使っています。
そして「僕たちは〜」で声量を落として語りかけます。
この緩急が絶妙。

凄さその④シャーマン

最後にやはりこれはあげておきますね。
Twittされていたように、自分を空にして高次の自分(魂とも言えるしハイヤーセルフとも言える)と繋がっている。
アーティストには必須です。
音楽でこれをするためには、通常すごく練習が要ります。
身体が勝手に音楽してくれるところまで行って初めてカラになれます。
玉置浩二さんは、しょっちゅう歌っているみたいですよ。
練習というより、好きで歌っている。
いいな〜。

テクニックとしては最初の三つ。
これって実は全部呼吸使いから来るとも言えます。
声の楽器(=身体)を鳴らしているのは息なんです。
管楽器を鳴らしているのは息だって疑う人はいませんね。
声も全く同じなんです。
玉置浩二さんは呼吸使いの天才です。
確実に日本一だと思います。
自分の魅力を十分に発揮できる曲を自分で創っているから本当にサイコー。

『メロディー』は1996年の作品で、YouTubeでは1997年〜2022年のものまであがっています。
ちなみに上記でリンクを貼ったのは、2022年のものです。
どれを取っても遜色ない。
むしろ最近のものがいい。
25年、変わらずに、むしろ良くなっている。
一時精神を病んだようで(統合失調症、躁鬱)アブナイ人呼ばわりをされたことも。
それを全て糧にして今があるんですね。
変人なのは間違いないようですよ。
わたしみたいに変人としてB級じゃなくて(笑)S級変人。
まー、アーティストは多かれ少なかれ変人です^^

『メロディー』は何度聴いても心を掴まれます。
感動は最高の癒しです。
4月2日のソロライブを前にして、『メロディー』に出会えてよかった。
本当にリスペクト出来る音楽に出会えるのはとても幸せです。
ここのところ、ライブでつい完成度を高くしよう、という気持ちが先に立っていた気がします。
完成度を高くすることはもちろん大事。
でもそれが目標ではなくて。
わたしは、心に響く歌が歌いかった、と言うことを思い出しました。
聴いてくださる人の心になにかしら届けたい。

今回のライブのサブタイトルはハルヒラキだけど。
もう一つのテーマは
初心にかえって。
心に響く歌を届けます。

最後に、これだけはしっかりと伝えたいです。
天才じゃなくても呼吸使いをマスターできます。
それが倍音ボイスメソドです。
わたしだって呼吸使いがうまくなかった。
呼吸使いがうまくないのになぜ呼吸使いが重要な理論を組み立てられたのか。
多分ずっと前から知っていました。
今回の人生では一旦忘れて、いろいろ研究して思い出して、多くの人に伝えたかったんだと思います。
最初からできたら伝えられない。
最初からできる人はできない人を理解することができないから。
歌声でも話し声でも聴く人の心に届けることができる呼吸使い。
多くの人にマスターしてもらうのがわたしのミッションです。

小林由起子弾き語りライブ〜初心にかえって「心に響く歌」を

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