声は一人一人違う楽器で固有のエネルギーを表現する

コラム(56) #声のお話

声、一人一人が全く違うんだ、ということをわたしが本当に理解したのは、ボイストレーナーになってからです。

わたしは高い声が出ませんでした。
だからボイストレーニングを受けました。
五年間受けて少しだけ高い声が出るようになりました。
でもハイC(ピアノの真ん中のオクターブ上のド)がギリギリ。
かなり辛そうな声になります。
ハイC以上の声が出せないと選曲が狭まります。
キーを下げなくてはならない。
低い声の歌い手として開き直りたいところでしたが、低い声がそんなに出るわけでもなく。
音域の狭い歌い手でした。
トレーニングしても頑張っても高い声は出ませんでした。

もしも。
今のわたしがこの頃のわたしに出会っていたら。
まず、音域を調べます。
一番低いところから裏声の一番高いところまで。
汚い声でもとにかく出ればいいから出してもらいます。

これでその人がどんな楽器の持ち主かわかります。
高い声の楽器なのか、中位の高さの声の楽器なのか、低い声の楽器なのか。
地声タイプなのか、ミックスタイプなのか、裏声タイプなのか。
音域は広いのか、普通か、狭いのか。
そもそも楽器が違うんです。
声帯が違うんです。

地声タイプ、中音タイプ、音域は3オクターブで広め
と今のわたしはかつてのわたしを判断したでしょう。

「地声がかなり高音まで出るタイプです。
裏声もしっかり出ます。
でも地声がかなり高いところまで出てしまうために、地声で頑張り過ぎ、裏声になったときひっくり返ってしまいます。
地声と裏声では声帯の筋肉の動かし方が違います。
なので急な対応が出来ないんですね。
トレーニングとしては、今地声で出しているソあたりから裏声を出す練習をします。
地声〜裏声がスムーズにチェンジできるようにしていきます。
あなたは高い裏声がしっかり出ますから、そうすると十分広い音域で歌えるようになりますよ」

わたしは高い声が出ないのではなく、地声でかなり出るタイプだったんですね。
さらに頑張って地声で高い声を出していたので、スムーズに裏声にチェンジ出来なかった。
うーーー、今のわたしにその頃出会いたかった。
でも、そのような人に出会っていたら倍音ボイスメソドという発声理論を組み立てなかったと思います。

まず、自分がいつも一番手のかかる生徒でした。
もし、わたしが最初から発声に何の問題もなかったら、ボイストレーナーにはならなかった、なれなかったです。
面白いです*^^*

一人一人違う楽器を持っている。
声帯が違う。
頭蓋骨が違う(主な響きを作る)
骨格も筋肉の質も違う。
必要なトレーニングも一人一人違います。

この人はどんな音を持っているのだろう。
初めて声をみさせていただく時、ワクワクします。

大抵はちゃんと音を鳴らしていません。
まず、鳴らすための力(=呼吸)が使えていない。
楽器(=身体)を十分適切に使っていない

楽器を鳴らす時、鳴らすための力が必要です。
鐘を叩く時は棒が必要です。
それが声では呼吸なんです。
ちゃんと力を使った時、一回でも声が変わります。

その人の本当の音に触れた時、その人の魂に触れます。
これがこの人固有の音なんだ、とわかります。

どの声も素晴らしいです。
本人も、聴いている人も感動します。

声だけじゃなくてね、一人一人の固有のエネルギーはみんな素晴らしいんです。
わたしは声を通して理解しました。
声で固有のエネルギーを振動させたら、本当の自分でしかいられなくなります。

楽器の特性をお伝えします。
適切な調整方法をお教えします。
その楽器で固有のエネルギーを振動させましょう!
全力でサポートします。

超ワクワクします*^^*

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