声の悩みはお国言葉脳が原因かも?標準語ネイティブじゃない人必見

コラム(117) #声のお話 #ボイスレッスンノート

声、話し方の悩みには必ず原因があります。
例えば。
・声が小さい
・喉が詰まる
・声が通らない
・平坦で表現力に乏しい
・出だしがスムーズじゃない(吃る)
等々のお悩みで、見落としがちな意外な原因があることがあります。

適切な言葉じゃないかもしれないんだけど。

お国言葉脳

標準語ネイティブじゃない人たちのことを言いたいんだけど「方言」って言いたくないんですよ。
差別的なニュアンスがある気がするんです。
今、東京弁が一応標準語なわけだけど。
もしかしたら京都弁が標準語だったかもしれないし。
本当は言語に正しさとかなくて、便宜的に統一しているだけですから。
先日のレッスンで起きた「お国言葉脳」に関わる素敵なエピソードをシェアしますね。
標準語ネイティブじゃない人は必見ですよ^^b

お国言葉脳とは?(ボイスレッスンノート)

(M子さんに許可を得て書いています)
M子さんと初めてお会いしたのは11年前。
今調べてそんなに経っていたことに驚いています。
この頃は、最初にお名前、住所、生年月日、メールアドレス、声の課題、改善したいところなどアナログで書いていただいていました。
それが残っています。
「籠らないよう、通る声にしたい」
「低い声を可愛らしい声にしたい」
と書かれていました。
改めて見て感無量でした。
(その理由はひとまず置いて)

M子さんはコンスタントにお越しになっていたわけではありません。
お仕事や生活上で声や話し方を改善したい時にご連絡いただいてレッスンに来られていました。
今は話し声でなく「音痴を直したい」ということでお越しになっています。
M子さんの音痴は典型的な音域音痴です。
音程が取れないと自分で思っている人の大半はこのタイプです。

出したことがない声域の音程は取れない

鉄則です。
子供の頃、「音痴だね」と言われて歌うことをやめてしまった人によくあります。
歌ったことがないということは、低い声を出すこともなく、高い声を出すこともなかったということ。
話し声のせまーーい声域だけ使っていたわけです。
出したことがない声域は声帯がそのように反応してくれません。

わたしは個人レッスンを希望される方の声域を必ず調べます。
一番低い音はどこまで出るか、一番高い声はどこまで出るか。
話し声改善希望の方でもです。
声帯の個性を知ることができるからです。
元々、低い声域の持ち主なのか、平均的なのか、高いのか。
たとえば、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスは同じような形の楽器ですが、一番よく鳴る高さは全然違います。

バイオリンをコントラバスのような音色にしようと思う人はいないでしょう。
でも声ではあるんです。
バイオリンなのにコントラバスになろうとしたり、コントラバスなのにバイオリンになろうとしたり。
それだけ自分の声の個性を知るのは難しいんですね。
声域調べをすると即分かります。

でも声域調べのワークをできない人が時々います。
生涯歌ったことがほとんどなくて、話し声より低い声、高い声の音程が取れない人です。
M子さんもそのお一人でした。
M子さんがどんな声帯の持ち主か、11年間わからなかったんです。
ところが今年に入って「音痴を直したい」ということで、とにかく低い声、高い声を出してもらうレッスンをしていました。
低い声はうめき声、高い声は悲鳴でいいのでとにかく出してもらいます。
これ、音域音痴の人にとてもいいワークです。

M子さんは当然話し声の狭い音域では音程が取れます。
そして、どうやら高い裏声を出すと割と音程が取れるということが先日分かりました。
オヤ???
M子さんはもしかして高い声域の持ち主なのかも??
M子さんの話し声は最初に声の課題として書いていたように低めです。
これまで、もちろんもう少し高い声で話してみてください、と言ったことはあります。
でもできなかったんですね。
声帯の筋肉が対応できなかった。
でも音痴を直す発声練習で高い声も出るようになっている今なら?
音読を高い声でしていただきました。
できました!
これがM子さんの本当の声なんだ!
感動しました。

さらに。
その高さで読むと標準語にないアクセントが出てきたんです。
それがとても表情豊かで魅力的でした。
M子さんは四国出身です。
そんなことを忘れるくらい、いつも標準語アクセントでした。
これって実はよくあるんです。
20歳くらいまで標準語圏以外で育った方はその言葉で脳が構成されています。

でも様々な理由で、アクセントを矯正して標準語になろう努力する方は多いです。
これって「標準語を話す」別のキャラクターになることなんです。
標準語を話すというテンプレートに入る。
テンプレートなので、元々のその人らしさが見えづらい。
そういう人に、ネイティブのお国言葉で音読をしていただくと、急に生き生きその人らしさが見えてびっくりすることがあります。
M子さんもそのお一人でした。
11年目で知った真実、相当驚きましたよ。
M子さんが歌に挑戦しよう!と思ったからこそ生まれた副産物のギフトでした。
お国言葉、方言、いいと思うんですよ。
直さなくていいと思うんです。
もちろん、苦もなくお国言葉、標準語を操れる人はいます。
耳の良い人です。
俳優さんとかそうですね。
そういう人でもお国言葉で話した方が表現力豊かになります。
脳は言語に従うと言われています。
話し言葉は自分自身と結びついています。
没個性テンプレートに入るくらいなら、お国言葉の方が全然いいと思うんですよ。

最後にもう一つ。
話し声、話し方を改善したい人に歌のレッスンをおすすめしたいです。
話し声も歌声も基礎的なレッスンは同じです。
(倍音ボイスメソドでは)
でも歌声の方が声帯の筋トレになるんです。
幅広い声域を使いますから。

「伝わる話し声」の要素の一つに表現力があります。
表現力ある話し方には高低強弱があります。
話し方が単調、一本調子という人は歌のレッスンをすると良いです^^b

声って面白いなー、ボイストレーナーでよかったなー、と改めて思ったレッスンでした。
一歩踏み出そうというM子さんの決意があったからこそ、わたしはサポートできました。
そして、また一つ声のヒミツが分かりました。
人の変化に関われるって最高です^^

「なんかスッキリしました」
とM子さんは帰られました。
来た時より、お顔もスッキリしていましたよ。

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