歌うときお腹のどこを使うの?

コラム(2)です。

 

発声あるある疑問。

歌うときお腹を使うべし!
と言うけど。

 

お腹ってどこ?
って思ったことはありませんか?

 

お腹って範囲広いですよね

 

今回は前回のコラム
発声するときお腹を凹ませる?凹ませない?
の続きになっています。

 

発声するときお腹は凹ませるのは
NGです。
内側から腹圧をかけて出腹のまま歌います。

 

腹式呼吸というより私は
出腹維持呼吸
と言っています。

 

どこを膨らませるかは

昔は下腹派
が多かったんじゃないかな。
かくいう私も13年前の著書では下腹と書いていました

 

近年アスリートのための身体についての研究がぐーーーっと進んだんですね
呼吸についても、より効率的な呼吸法がわかってきました。
歌手は歌うアスリートなんですよ。

 

皆さんあまり気付いていないかもしれないけど(笑)

 

前置きが長くなりましたが。
お腹のどこの筋肉をイチに使うか。

 

脇腹です。
肋骨下の脇腹。

こんな風に肋骨の下に手を当ててみてください。
手のひらの中心がちょうど脇腹に来るようにします。
そうすると外から外腹斜筋に触れます。

 

外腹斜筋は肋骨下から骨盤下まで到達する長い筋肉です。
外から触れることが出来る腹筋は、鍛えると6つに割れる腹直筋と外腹斜筋だけです。

 

外腹斜筋の内側、ほぼ同じ位置に内腹斜筋があります。
さらに内側に腹横筋があります。

 

この三つは体幹を担う筋肉であり、呼吸において腹腔内圧を高める、つまりお腹を膨らませる筋肉なんですね。
呼吸でお腹を膨らませる(出腹にする)ための筋肉は
前でなく
なんです。

 

もちろん呼吸に一番必要な筋肉は横隔膜ですし、横隔膜に連動する骨盤低筋も重要です。
ですが、出腹にする筋肉は主に上の三つです。

 

次回は出腹維持呼吸ってどんな呼吸か、どんな風によいのか書きますね

驚異的に声が安定しますし、健康にもよいですよ