コラム(118) #ボイストレーニング #声のお話
シリーズで何回か行う予定の「響きと通りの良い声のために喉のスペースを作る①」
喉の緊張、詰まり感のある方必見のバリバリボイトレ的解消法第一回目です。
音を鳴らすスペースとしての喉を知りましょう
音を鳴らすスペースとしての喉は、この図の白い部分です。
鼻腔、口腔、上咽頭、中咽頭、下咽頭。
音がなるためには空間が必要です。
頭蓋骨の中に音を鳴らすための空間があるのです。
吐く息が通ることによって声帯が振動し、音を作り、頭蓋骨の空間部分で響かせます。
すごくシンプルに言うと、当然のことながらスペースは広い方がいいです。
もしかして自分生まれつき狭い?
と思う人がいるかもしれませんね。
でも、みんな赤ちゃんの時は大きな響く声で泣いていますよね。
赤ちゃんは、喉のスペースを目一杯開いて響かせて泣いています。
喉が閉まる、緊張する、スペースが狭くなるのはほぼ100%後天的な発声の問題なんです。
喉を狭くしてしまう癖ある
上の図をもう一度見てください。
口の中で、簡単に広さを変えられる部位があります。
わかりますか?
舌です。
舌は、発声を大きく左右します。
響きや通り、もちろん滑舌も。
舌が図のようにスプーンを逆にしたように真ん中が盛り上がっていたら、響きも通りも悪くなります。
真ん中が平ら〜さらに凹んでいたらスペースが広くなりますね。
今鏡をみてやってみてください。
舌を平らにして、下の歯におさめます。
舌が奥まり過ぎたり丸まらないようにしましょう。
できましたか?
実は5割くらいの人は、意識的に舌を平らにすることができません。
意識的に舌を動かすことができません。
理由は舌を緊張させてしまうから。
意識的に動かそうと思ったことがないから。
舌は緊張していなければ平らなんですよ^^b
口をポカーーンと開けてマヌケな顔になってみてください。
この時舌は平らです。
下の歯の内側に収まっています。
この位置は、実は舌の正位置ではありません。
だって、お口ポカンになるから(笑)
お口ポカンの人は舌がこの位置にあります。
因みに舌の先が軽く上の前歯のちょっと奥あたりに触れているのが正位置です。
では、もう一度お口ポカンの舌リラックス状態にしてみましょう。
この状態だと、顔、喉、首、肩、全て力が抜けています。
力が抜け過ぎて話すことも歌うこともできません。
うまく出来なかったら、一旦舌にギュッと力を入れて(首も肩も力を入れて)からフーーーッと息を吐きながらお口ポカンしましょう。
鏡を見て、そのまま、顔、下顎、舌になるべく力を入れずに3センチくらい口を開けます。
舌は下の歯の内側に収まっていますね。
リラックスしたままアーーーと発声してみましょう。
発声時の喉のリラックス第一段階クリアです。
次の段階では、舌の奥を下げます。
舌の奥を下げると、話し声でも歌声でも俄然喉のスペースが広くなり響きがよくなります。
次回このテーマで書きますね。
まずは、度々お口ポカンで舌の緊張を緩めてください。
わたしもここのところやっていますよ。
これをすると、首、肩の緊張も緩むから。
実は、ここ1ヶ月くらい右の肩甲骨辺りが痛かったんです。
以前から凝っていましたが、もう常に痛さを感じるレベルになってしまって^^;
その理由がわかったんです。
気づくと右肩を少し上げて緊張させていたんですね。
ストレスがあったり、頑張ろう!するとき、集中するときも。
なぜ凝るかと言うと、自分で固めているから、と改めて実感しました。
わたしの場合常に右です。
右は男性性、左が女性性らしい。
男性性の部分を酷使して頑張ると無理が来るのかなぁ。。。
女性の場合少なくても51%は女性なので。
度々お口ポカンしてふーーーと息を吐いて首、肩の力を抜いています。
痛みが激減しました。
お口ポカンしてふーーーと息を吐く。
舌の緊張も、首、肩の緊張も抜けて一石二鳥です^^b
舌の緊張が抜けると、この先に進めますよ〜♪
(抜けないと進めません)
このシリーズも音声ブログ化したくなりました。
舌の位置によって本当に声の響き、通りが違うんです。
ぜひ耳で聴いて確認していただきたいです^^
………♪…………♪…………
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