手放しから始めるボイストレーニング(呼吸の誤解を手放す)

コラム(115) #ボイストレーニング #声のお話

これからしばらく「〜の誤解手放し」シリーズをやりたいと思います。
倍音ボイスメソドのコンセプトは、実は「倍音」よりむしろ「断捨離」です。
おっといけない!「断捨離」は商標登録なんですよね。
本物の声を邪魔しているもの、身体、ハート、マインドの癖を手放して行く。

手放して本物の声を育てて行く

呼吸の誤解を手放す

「本物の声」を育てるためにまず最初に見直さなければならないのは「呼吸」です。
全ての人にとって「本物の声」のスタートは、「呼吸」の誤った習慣や癖、知識をリセットすること、正しいインプットをすることです。
読むだけでなく、ぜひやってみてくださいね。

「息を吸って!」
さあ、どうしましたか?
思い切り息を吸い込みましたね。

はい、

身体は、息を吸引するようには出来ていません。
呼吸の仕組みはシンプルです。
ビーチボールを思い浮かべてください。
ビーチボールの空気穴が開いて空気がシューーーッと出ていき、点線の大きさまでしぼみます。

普段の呼吸では吐くことに努力は入りません。
穴が空いているので(鼻の穴)勝手に息が漏れていきます。

次に、萎んだビーチボールは元の大きさに戻ろうとします。
戻る時、内側が再び空気で満たされます。
ビーチボール=肺です。
縮んだ肺が再び広がる時、息が入ります。

広がるから入る

息を吸う=吸い込む
ではなく
息を吸う=広げる

どこを広げるかというと
横隔膜です。
肺の下の黒い線のように見えるのが横隔膜です。

実際は線でなく、肺の下部に広がる筋肉の膜です。
吐いた時横隔膜が上がり、吸った時下がります。
大分肺の大きさが変わるのがわかりますね。
横隔膜を下げる働きをするのが腹筋です。
だから腹式呼吸と言います。
息を吸い込んでも横隔膜は動きません。
吸い込むと肺の上部に息が入り、いっぱい入った感があるんですね。
でも残念ながら大して入りません。

息は広げるから入る

知っているだけで呼吸が変わってきます。
あなたしか奏でられない音、本物の声への第一歩ですよ^^b

呼吸を含めて、いろいろな誤解シリーズをこれから書いていきますね。

…………♪…………♪…………
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