ド素人が頑張ったコロナ禍2年オンライン化奮闘記

コラム(78)  #life

ド素人が頑張ったオンライン化奮闘記。
具体的にどんな機材を購入したかも書きましたので、悩んでいる方の音や画像オンライン品質向上の参考にしていただけれたら嬉しいです。

日本でのコロナ禍の始まりと言えば、やはりダイヤモンドプリンセス号ですね。
横浜港に帰港したダイヤモンドプリンセス号乗員乗客の下船が許可されなかったのが2020年2月3日でした。
それから丸2年が経った訳です。

多くの人が全く想定していなかったことが起きた。
想定していた人もいたようですが、わたしは全く想定外でした。
地震とか自然災害には生きているうちに遭うかもしれない。
でもウイルス禍なんて・・・
まして、「発声」が敵視される日が来るなんて。
その中で、なんとか発声メソドを続けてこれたこと、とても感慨深いものがあります。
なので、改めて倍音ボイスメソドが歩んだコロナ禍2年を書いてみたいと思います。

この2年、収入は正直減りました。
対面レッスン、セッションに来ない人はかなりいるはず。
基本自粛する人は来ないでしょう。
倍音ボイスメソドは、コロナ禍以前は対面のみでした。
2020年3月、レッスン、セッションに来たのはお二人。
NHKカルチャーセンターが二日のみ。
4月はゼロでした。
丸1ヶ月対面のお仕事はなかったです。

3月〜4月のはじめ、さすがに落ち込みました。
この頃はよくTVも見ていました。
見るとますます落ち込みます。
先が全く見えず、なんだかぼーーーーっと毎日過ごしていました。
人生はじめての強制ロングバケーション。

立ち直るきっかけは、たまたまYoutubeで聴いたピアニスト高橋全さんの演奏でした。
その辺りをこちらに書いています。
神様からのバトン(コロナ自粛期間に)
この頃からいち早くYoutubeで生配信を始めたアーティスト達、本当に頭が下がります。
アーティストだけでなく様々なジャンルの人達がYoutube配信を始めました。
それまでは当然お金を払って足を運ばなければ聴けなかった演奏や話が聴けて。
どれだけの人達が癒され、元気をもらって救われたことか。
ご本人達だって不安があるに違いないのに。
わたしも元気づける側になりたいと思った。
それがぼーーっと落ち込む日々からの脱却モチベーションになりました。

4月〜毎日曜日手探りでYoutube生配信を始めました。
ホント、手探りでしたよ^^;
まず驚いたのが、ボイスヒーリングのロングトーンが減衰すること。
自分では10秒以上伸ばしているのに、いきなり音量がガクンと落ちる。
そういうもんだって知りませんでした。
はじめは、PC(MacBook)の内蔵マイクを使っていました。
わたしは基本キカイは苦手です^^;
PC得意ですが(笑)
アタマを抱える日が続きます。

顔がなんだか暗く映る。
表情が暗いんじゃなくてね(笑)
明るい気持ちになってもらいたいのに暗いのはいただけない。
デスクライトをあっちこっちから当ててもあんまり上手く行かない。
そのうちウエブカメラを使うといいらしいとわかりました。
同時にマイクも探していましたが、ウエブカメラを買ったら内蔵マイクが結構優秀で買わずに済みました。
当時、全く知識がなく、検索しまくって購入したのはこちらです。

これ、今はセール特化ですが定価1万円くらいで、わたしはなんと倍の値段で買っています(-"-怒)
まーもうちょっと待てばよかったんですが、すごく急いでいたんですね。
当時、みんながいきなりオンラインに参入したため、こういうことがよくありました。
でもね、これすごーーーくキレイに映ります*^^*
びっくりしました。
今でも数人でZOOMしたりしても誰よりも顔が明るいです。
マイクもまーまー良くておすすめ^^b

次に生配信でピアノ演奏したくなったんですね。
どうしたらピアノをPCに繋げられるのか・・・
さっぱりわからなかった。
また調べまくって、なんせヒマだから(笑)
PCとピアノの間にオディオインターフェースというものがいるらしい、とわかった。
この辺りで「もうわからなーーーーい!」ってすごい拒否反応が出ましたけど^^;
どうもこれがいいらしいとわかった。
ビギナーが使いやすくて優秀という意味で。

これ、これ。
今Amazonで23,800円ですが、定価は16,800円くらいなんですよ。
まだ高いんですね。
(探せば定価で買えると思います)
当時、これが品薄で、ちょい高くて(今と同じくらい)
24,000円在庫8というのを見てもたもたしていたら1時間後にもう無くて。
ついに入荷3ヶ月待ちとかになり。

次善で購入したのがこちら。

うわーーー今見てびっくり。
これも高くなっている。
わたしはほぼ定価の18000円くらいで買いました。
今、YAMAHAのより人気らしく。
どこを見ても30,000円近くしています。
わたしにとってなぜ次善だったかというと当時出たばかりであまり情報なく、ドイツの会社で日本語の説明がイマイチだったんですね。
スタインバーグはYAMAHA傘下のドイツの会社です。
「ほぼ使えます」と言えるまで半年くらいかかりました^^;
ピアノとボーカルをこれで録音したり、オンラインで歌のレッスンをするのに必須なのです。
オンラインでは遅延問題があります。
時間のズレがあって。
生徒さんはわたしの伴奏に合わせて歌っているのに、わたしには遅れて聞こえます。
それを聞いていると伴奏できなくなります。
ちょっとアタマがおかしくなりそうな感じ^^;
これを回避するのにYAMAHAの遅延回避アプリ、シンクルームというのがありまして。
生徒さんはこれをダウンロードするだけなんですが、こちらはオーディオインターフェースが必須です。

YAMAHA SYNCROOM
ほぼほぼ遅延が無くなります。
お互いの回線状況とかで微妙な時がありperfectではないんですが、無料の有難いアプリです。

2020年のうちにボイスヒーラーやボイストレーナープロ養成講座以外全てオンライン化しました。
オンライン化したことによって、遠方にお住まいの方とのご縁ができました。
内容もオンライン化にあたり再構築してブラッシュアップしました。

動画制作もなんとかできるようになりました。
2020年5月にはリモートコーラスにも挑戦しました。
6人の方が参加してくれてたった三回のレッスンでリモートコーラスにするというかなり無茶な挑戦でした。
自粛期間で歌う機会が奪われていたので、皆で一つのものを作るのが楽しかったです。

遥か遠くまできたもんだ、と思います(笑)
コロナ禍前には想像できない山に登らされた。
ざっくり言うとオンライン化の山なんですけどね。
いつか登るかもしれないけど、当分登るつもりがなかった山。
必要な学びがそれこそ山ほどあって。
収入が減っているのに、必要な機材を購入しなくてはならなくて。
時間だけはいっぱいあった。

個人事業主として支援金がもらえたのがすごく助かりました。
持続化給付金、持続化給付金、月次支援金、それから今年はこれから復活支援金。
やはりこの時期に発声を学ぼうと言う人は少なかったです。

この2年、振り返って個人的にはオンライン化したり仕事を見直して再構築したり。
良い学びの時期でした。
思いがけないギフトとなりました。
もちろん、起きていることは常に重くのしかかっていましたが。

次回、倍音ボイスメソドのコロナ禍に対する姿勢を書きます。
倍音ボイスメソド、コロナ禍に対する姿勢と扱い方

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