コラム(58) #life
才能とは何か?
どんな人が才能あると言えるでしょう。
多分いろいろな答えが出てきそうですね。
あまり一般的じゃないかもしれないけどわたしは必須だと思っています。
完成形を見る力
別の言い方をすると今の自分が完成形じゃないと知っていること。
例えば歌の発表会。
みんな同じような歌のスキルなのにほぼ満足な人と全然ダメって落ち込む人がいるんですね。
自分肯定力が強い人と否定力が強い人がいるので一概には言えないですが。
自分のしたこと、創ったものに対して
「まあまあ良かった。満足」
と思えることはまだ才能育て中です。
「全然ダメ」
と思えることに才能があります。
なぜ全然ダメと思うのか。
ダメじゃない状態を知っているからです。
はっきりと見えるわけじゃないけれど
おぼろげながら遥か遠くに完成形があるとわかる。
一生かかっても追いつけなそうな。。。
これはなかなかに辛いです。
才能育て中に突然来ることもあります。
今までまーいいんじゃない?と思っていたのに、ある日突然「全然ダメ期」が来る。
これってステップアップの時なんですね。
今まで気づかなかったダメなところがわかるだけ容量が大きくなっているんです。
誰が見ても才能がある人が
「いえ、まだ全然ダメなんです」
と言ったりしますよね。
あれは謙遜じゃなくて本気なんですね。
そして多分、自分が思う完成形まで行ける人は極々わずかだと思うんです。
「天才」言われる人たちです。
才能ある人たちはそこまで行きたいからずーーーーっと努力し続ける。
これが出来る人だけが「天才」の領域に行き着けます。
なーんてね。
わかった風に書いているわたしは音楽の才能はあると思います。
完成形がわかるからです。
自分が全然ダメって知っている。
でも完成形に近づく努力ができない。
小学生のときわたしの何倍もピアノの練習をしている友達がいました。
そうすると確実に上手くなれるってわかっていてもできなかったです。
才能あるだけじゃダメってことを小学生の時に知れたのは、わたしの人生にとってとても良かったと思います。
だから、アドバイスさせてくださいね。
もし、完成形が見える何かがあったらやめないこと。
もくもく努力すること。
完成形が見えないけど才能を育てたいことがあったら、完成形だと思うものにできるだけ触れること。
そしてひたすら努力すること。
結局ひたすら努力・・・(笑)
どうして完成形がわかるようになるのか。
いつかの努力としか考えられないんですね。
ずばり言っちゃうと前世。
わたしはいつかどこかで多分何回も声や音楽を学んで突き詰めたことがある。
・・・らしい(笑)
そして今回の人生では表現者として声や音楽を極めることを選択していない。
選択していたらそうしやすい環境を選んで生まれているはずです。
3歳でピアノを弾き始め5歳で作曲を始めたモーツアルトは以前からやっていたわけです。
そしてその人生で完成させることを決めていた。
だからそういう家庭に生まれています。
一番言いたいのはここから^^b
好きなこと、上手くなりたいことがあったらすぐ始める
そしてやり続ける
生まれ変わったら◯◯になりたい
って誰しも一度は考えたことがあると思うんです。
生まれ変わってから始めるんじゃなくて今でしょ(笑)
今始めたら生まれ変わった時の蓄積が違います。
歳だから〜とか言ってはダメですよ(笑)
歳だから〜と言ってまー許されるのは80代からと思っています。
少なくてもわたしは80代になっていない生徒さんの「歳だから〜」は基本認めません(笑)
もしもやってみたいことが声や音楽なら、出来る限りのお手伝いをさせていただきます。
大丈夫、今ですよ^^b
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