コラム(31)#声のお話
いよいよ声の時代が来る!!
と昨年末から感じていました。
根拠は一つはわたしの感覚です。
ずっと前から、声は最大の解放と癒し効果があると信じていました。
時代がなかなか追いついて来なかった(笑)
確信したのは昨年12月14日のイベント
「大祓の響き合い〜音・声・舞」
声、声と音、声と舞の組み合わせで
こんなにも癒されて解放されて自由になるんだ!
と再確認しました。
原点回帰なんですけどね。
人は大昔から、嬉しい時、楽しい時、悲しい時
祈り、祝い、歓迎、弔い、闘いの時
声を出し、歌い、音を鳴らし、舞っていました。
それはもうDNAに刷り込まれています。
だから声を出すのも、音を鳴らすのも、舞うのも嫌いな人はいません。
苦手!と思ったら、2〜3歳くらいに戻った気持ちになってみてください。
声を出し、音を鳴らし、動いていると、本当に2〜3歳くらいに戻って
現在まで身につけてしまった要らないものがどんどん離れていって
すごくクリアでピュアな素の自分、本来の輝きを持った自分が顕れます。
皆さん要らないものを削ぎ落としたキラキラな顔になります。
すごく簡単なんです♪
解放するのも癒すのも、みんなで調和するのも。
多くの人にやって欲しい。
だから全国規模でやりたい。
わたしは声の専門家なので、声で主導するボイスヒーラーを
今年はたくさん排出したいと願っています。
そんなことを考えていたら、別の方向から声の情報が入るようになりました。
なんと!
音声メディアの時代が到来!
と言うニュースです。
音声メディアとは文字通り音声で発信するメディアのこと。
音声コンテンツとも言われます。
具体的にあげると
インターネットラジオ
音声配信サービス(voicyやRadiotalk、SPOON)
耳で読書が楽しめるオーディオブック(Audible(オーディブル)やaudiobook.jp、LibriVox)
何となく知っていましたが利用してはいませんでした。
音声メディアについて取り上げた記事を読んで超納得。
voicyCEO緒方氏のインタビュー記事です。
Voicyは声のブログです。
緒方氏いわく
まず(スマホの普及により)何から何まで情報が目から入ってくるので、10年前と比べるとみんな「目」が疲れています。
文字や映画を見るのがつらいという人はいっぱいいますが、耳が疲れてもう聞きたくないという人はいない。
同時に時間も不足してきているので、「ながら」で享受できる音声がちょうどいい。
そもそも音声マーケットは海外では既にレッドオーシャン化してきていて、Web広告の40%は音声になっていくと言われています。
不眠気味のわたしにとって一番いいBGMは人の声なんです。
音楽はあらゆる種類を試しましたが、神経が音楽に行ってしまうんですね。
ラジオの深夜放送は大抵テンション高くてうるさ過ぎます。
で、内容が興味ある、テンションがちょうど良くて声が聞きやすいYouTubeを探すんですが。
あんまりない。
Voicyを聞けばよかったんだ!
と目からウロコです。
緒方氏はこうも言っています。
声はその人の知性やパーソナリティ、魅力が全て伝わるんです。
そうなんです。
声って丸裸です。
隠せないんです。
無意識に隠していても、隠しているな、なんかホントじゃないな、と伝わる。
だから、本来の声を出しましょうね。
本来の声がわからなくなっていたらお手伝いします*^^*
もう一つ。
耳は、目よりも感情を汲みとる。活気を帯びる「音声メディア」の魅力と可能性|塚越健司×武田俊
音が持つ可能性や未来について、編集者でありラジオパーソナリティの武田俊氏と、情報社会学の研究者で「Screenless Media Lab.(スクリーンレス・メディア・ラボ)」のリサーチャーでもある塚越健司氏の対談です。
塚越氏:
スマホの普及で、目から入る情報はかなり増えており、脳に負荷をかけています。
しかし、なかには、本来、耳を使った方が適切なものもある。
耳で代替できるものは代替したほうが、クオリティ・オブ・ライフが充実するという観点から、音声の可能性を探っています。
(中略)
これまで、人の印象を形成する情報は、聴覚よりも視覚の方に優位性があると思われていました。
しかし昨今の研究では、聴覚の方が人の印象を理解できると指摘されるようになっています。
聞こえてくる声のトーンやスピードから、その人が信頼できるかどうかを判断したり、納得感を得ることができると思います。
これ、おもしろいですね。
「人の第一印象を左右するのは何か」ずっとメラビアンの法則と言うのが幅をきかせていました。
メラビアンの法則
アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。
人物の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。
メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%と言われている。
引用:コトバンク
でも、世界的には実験の信憑性があまりない、と言われていて日本だけなんですよ。
一方、最近ではこんな研究データもあります。
あるビデオを「映像+音声」「映像のみ」「音声のみ」という3つのバージョンに分け、実験参加者にその中のいずれかを見せ、ビデオの登場人物の感情を当ててもらう…という実験を行ったところ、最も正しく感情を理解したのは「音声のみ」だったという研究結果(※1)もあります。
※1:参考記事 Screenless Media Lab. 音声では嘘をつけない?ーー音声による感情伝達について考える / note
映像がない声のみが一番感情が伝わったと言うんですね。
それからこれもおもしろい。
本は音読したほうが頭に入ります(※3)。
古代ギリシャでは、本は基本的に声に出して読んでいました。
今のように理論的に分析されていなくても、音の学習効果が高いことを知っていたのかもしれませんね。
※3:参考記事 Screenless Media Lab.読解力向上には音声を聴くことが効果的だーーシャドーイングについて考える / note
声の持つ可能性が取り上げられ、注目されるのは、声のオタクとしては嬉しい限りです。
音による治療やヒーリングはもちろん素晴らしい効果がありますが
わたしは音としては声のパワーがNo1だと思っています。
人の声は音叉や楽器に比べて安定性も統一性も低いので実証しにくいんですけどね。
人の声をもっとも良い状態にした時、
つまりその声の楽器を十分に使えて鳴らせた時
最強の治療、ヒーリング、パワーツールです。
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